CSR活動と推進
日本システムのCSR
私たちは行動します。 どの国であってもどの町であっても、コンプライアンスを重視し お客様やその施設設備が考えるべき環境への配慮
また、環境新時代への急速な移行に伴う拡張性などにも対応できるよう 初期段階から蓄積した技術ノウハウを繁栄し お客様と共に
設備またはプラントの改修保全/維持管理に至るまで考慮した 開発設計を行います。
生産性より安全性 総論よ各論 メーカー主観でなくユーザー目線の開発
その先には 設置周辺の自然環境/景観にも配慮した 設計と住民参加の意見交換会や資料の配付、定期説明会なども開催し
納入する施設装置が環境や近隣にどのような影響や有効性があるかをご理解いただけるよう働きかけます。
また製造/製作/工事の段階においても 環境と周辺に配慮し 考えられる環境への負荷を最大限削減できる試みを行います。
環境への配慮と行動
環境への配慮
私たちは、環境に配慮します。 出来ることから始めます
本社/各支店
- 事業における総電力量の削減 事業所内の常時点灯する照明器具をすべてLED化しました。
- 事業所内のエアコンの設定 冷房28℃暖房20℃に設定し空気循環を補助的に高め総電力消費量を低減します。
- 事業所内エアコンの制御方法変更 起動時の莫大な消費電力を抑えるために独自のインバーター制御にて起動消費電力値を約50%削減します
- 事業所内のFAX及び資料は電子書籍化 FAXは無用紙電子書籍化し、所内コピーも必要以外出力をしません。
- 事業所内の廃棄書類の分別と再生資源化 再利用できる書類は個人情報保護法に基づいた適切な処理をし、再資源化出来るものはリサイクルします。
- 事業所内の雨水の有効利用 直接利用でなく、間接的に屋上散水などに利用します。
設計/打ち合わせ
設計資料についての資料は電子化 必要に応じて出力し 取引先からの資料も電子化で納入していただきます。
打ち合わせ時は公共交通機関や乗り合い移動 移動時のCO2や化石燃料の削減を実行します。
試作の回数を減らします 試作の設計制度を向上させ実際の試型、試作を減らし資源の有効活用を行います。
製造/設置/工事
製造課程における資材についての簡易梱包 製造時各メーカーから納入される機材資材の簡易梱包を進めます。
製造資材の搬入は一括搬入に努めます 各自持ち込むのでなく 保管倉庫から一括して現場に搬入します。
現場での作業を減らし工程を短くします 工場にてノックインで組み立てれるよう製造し現場での作業を軽減します。
有機溶剤燃焼ガスなどの削減 最終工程を除き、溶剤や燃焼ガスの発生する作業は管理型の工場で行います。
建設機械、機器のエコモデル推進 ノックスコックスの排出の少ない環境配慮型の機械、機器を出来る限り投入します。
建設現場内で発生する廃棄物の削減 場内で再利用できるものは再利用し、分別コンパクト化して適切に廃棄物処理をおこないます。
維持管理
使用薬品や資材の変更に対応します 施設運営施設での資材の変更があった場合 その時点で一番適切なグレードを選定し環境負荷を実践します。
周辺環境の変化に反応します 運営上周辺施設近隣環境に配慮した改善を行い、時にあった施設運営をサポートします。
法令や基準変更に対応します 法令順守の理念から積極的に改善を試みます。
製造物の経年による撤去/改善/改修
施設設備を撤去を踏まえた設計の実践 分解回収/異素材の分離性の向上/搬出の手間の軽減に設計の段階から徹底します。
改修/改善時の作業性の向上 保護養生など必要な付帯設備を当初から設置し、必要時の作業手間を削減します
運転資材の変更による機器変更 使用機材部材の変更による改善も最小の変更に対応できる設計を実践します。
経年使用による漏出漏洩の削減 経年使用による漏出漏洩が考えられる部位に適切に防止削減処置を施します。
社会貢献から位置する CRS
私たちの考えるCRSのメインの考えは 社会貢献における CRSです。
そもそもCRSは社会的責任と社会理念に基づいた企業経営のあり方です。
これにより自社の社会的貢献度を向上させ、企業としての国際的価値を上昇させる目的が欧米などで行われている CRSです。
私たちの業務は 環境を保全する施設装置技術が主な業務となります。
私たちは 顧客ありきの企業でなく その顧客の周辺の環境や住民なども 私たちの大切なお客様です。
作ることは出来たとしても その装置の能力を維持していくスキルを 顧客に身につけていただくこと。
その企業から排出される 処理水・処理排ガスなどは 確かに「法的環境基準に適合した」ものが放出されます。
しかし、その処理したものは ゼロ(0)ではない。
限りなくゼロを目指しても ゼロでは無いのです。
微量でもその周辺に放出され 何もなかった時と比べれば、やはり 企業活動を通じて何らかの影響を周辺に与えています。
そのためにも地域・地元の協力と理解が必要となります。
この私たちの考えるCRSは 周辺地域も参画した総合環境保護と環境改善であり
知識を有した企業が近隣にたいして 環境に関する様々な情報を発信し、企業環境を取り巻く生活環境をも改善して総合的に
地域全体が環境に関心を持てる事を目標としています。
社会貢献活動 CRS実践レポート
私たちの海外での社会貢献 CRS実践をご紹介いたします。
私ども日本システムでは 海外における主監設計の領域から 設置場所で生活している民間の方ともふれあい
日本の良さ、日本の分化をはじめ 様々な交流をさせていただきました。
私たちは1990年代から海外で活動を開始しておりますが、 CRSの基本理念の以前から 施設周辺住民との交流は
盛んであり、彼らの協力無くしてなしえなかった 現場も多々存在します。
詳しい内容より 地域の皆さんの笑顔を見ていただこうとおもいます。
活動におけるエピソード
○「ヒ素に汚染された井戸水」の浄化装置の仕事では
国連視察団&WHOによって 赤くペイントされた井戸ポンプを 除染装置により飲めるレベルまで改善した時。
地元の子供たちに 汚染されたヒ素とは何か? 紙芝居を使って説明しました。
飲んではいけない。 なぜ? って 当たり前にあるものを突然飲んではいけない。 そんな戸惑う姿も
紙芝居を通じて理解していただけました。 そうです。 文字を読めない子供も大人もまだいらっしゃいます。
○海水を真水にする装置を建設に行った時の出来事としては
私の髪の毛を女性が触り 「あなたの髪はとても美しい」片言の英語で。。
その町は、海辺で 井戸水も生活水の一部。 国から供給される水道水にも多少塩分が混在していました。
海岸線の険しい国で 河川や湖など淡水が溜まる場所もなく。
そんな町に 海水を飲める水にして 初めての貫通式。
街人や子供老人も 試験水の蛇口に「我先にと駆け出し」 これが?海の水の味か?
驚かれてましたね。
その町では、オリーブオイルの農業が盛んで、見たこともない料理で町中がお祭りになりました。
これからは海を守る。 と 植樹を行い。 街の小さな側溝からはゴミや砂が取り除かれ
すこし皆さんの自分たちの街の事を考えて下さいました。
○日本って?綺麗なの?
日本のことをあまり知らない国にも出向きます。
日本は中国の中にある!とか。。 アメリカの近くだ! と住民が喧嘩になたこともありました。
地図を見ると 「こんな、ちっぽけな国からここまできたのか?」
そんなことも多い。
日本の写真を見せると。。。 「ああ~なんて美しい~」
私は言います。 戦争に負けて 何もなくなりました。 日本人に残ったのは「山と川と海です」
彼らは言います。 私たちの国も そんな美しい国になるのだろうか?
私は言います。 「必ずそうなります。」
実践レポート (今期2010年~
私たちは現在 中国国内における廃棄物処理と 国営企業主体の水処理及び環境装置の民営化を産官学共同で進めております。
北京大学 青島農業大学 など大学の研究期間と共に 私たちの持ち得る技術と現在の技術を摺り合わせ
様々な角度からディスカッション 現地視察 実証プラントにて検証しています。
その活動の中で、「都市部緑化計画」の植樹を行いました。
中国国内は気候の問題で 針葉樹の生育に適していますが 現在は落葉樹のポプラの植樹が盛んです。
このポプラは春先に綿上の胞子を多量に排出して 逆に気管支炎などの問題も起こしています。
これに変わり 落葉針葉樹のイブキを共存させる。
このイブキには 梨に発生する 赤星病の宿主になることは知られていますが このイブキは 木材としても使用可能で
床柱などに使用が可能になる木材になり得ます。
この赤星病を防ぐために 培養段階から特定の処理を施し 赤星病の宿主にならない苗を改良しています。
低背の改良と宿主の防止が可能になれば 砂漠化の原因の北西季節風による飛砂防止緑樹帯として
東西を横断する道路などのグリーンベルトに段階的に植樹出来ればそこで砂漠化を減速させることが出来ます。
また、この植樹帯には有機物のコンポストを充填し土壌の改良も含め 現在東北地方で実証しています。
広域災害に関する取り組み
私たちは 企業として 個人として様々な行っています。
物資など
阪神大震災 (1995年 1月 : 救助救援活動として参加
岩手県内陸地震 (1998年 9月 : 緊急浄水装置50m3/日×1台 寄贈
中越地震 (2004年10月 : 仮設トイレを250基 貸与
エンジンチェーンソー×5台 寄付
油圧ジャッキ ×5台寄付
消毒用薬品 ×10m3
新潟県中越沖地震(2007年 7月 : 仮設トイレ500基 貸与
東日本大震災 (2011年 3月 : 遮水ブルーシート ×15,000枚
フレコンバック ×30,000枚
土嚢袋 ×600万枚 寄贈
復興派遣 技術協力
医療感染系廃液 無毒化装置 貸与 JV協力会社として参画
高濃度汚染水 固-液分離装置 貸与
シアン化合物放出抑制 吸着装置 貸与